前々回くらいに「菩提寺」の在り方について提起してみた。私も自由に発言させて頂いたが、先日の葬儀後(菩提寺さんがあるので代理葬儀供養して下さい)葬儀社からTELあり「妙法寺さん先日のご葬儀お勤めを頂きました○○さんから電話があり、妙法寺さんの電話番号を教えて下さいといわれましたので、改めて御礼のご挨拶をなさりたいのかと思いお寺のお電話番号をお教えしました。よろしかったでしょうか?」忠)「はい別に電話は公開されていますし、問題ないですよ!でも○○様、たしか菩提寺さんがありましたよね。なんのご用ですかね?」「もしやなんか?私粗相あり?」葬)「私どもにも内容はおっしゃらないので、お電話がありましたらご対応頂けますか」忠)内心 何が言いたいのか聞いてよ~葬儀社さんからの紹介のかたでしょう~なんて、、、、呟く、、、
葬儀社とは携帯で話していたので、話し最中に電話が鳴った。たぶん○○さんかな、、、、、すいません一旦失礼しますね。
やはり○○Aさんであった。Aさん「住職先日はお通夜葬儀有り難うございます。お世話になりました。実はご相談があってお電話したんです。」はい どうなさいましたか
Aさん「亡くなった家内の四十九日忌法要を6月○○日にやって頂きたいのですが?お願いできますか?」忠)「はい?○○さん菩提寺さんがありましたよね。御住職お忙しいくてご都合がつかないのですか?」Aさん「いえ 違うんです。お寺とのお付き合いをやめたいんです。これから菩提寺さんへ電話するんです。なんといったらよいでしょうか?お寺をかえられるなんてできるのでしょうか?」 忠)「ちょっと待ってください。変えたいと思った理由はなんでしょう? Aさん「実は当家の墓地はこのお寺さん内にないのです。そして過去からいままでに自分の祖父、父、母、三人とも戒名を頂きご葬儀もしていただいたんですが、一度も墓地に来てくれたことがないんです。忠)「え?では故人のご埋葬の時はどうしたんですか?」Aさん 「はい 家族だけで執り行いました。納骨の儀式はしてもらってません。」「いつも法要の時は私どもがお寺様に行き供養してもらっているのです。ずっと疑問に思っていたんだけれども、すでに亡くなった母が、お寺さんとやり取りしていたので、事情がわからなかったんです。」そしてこの度妻が亡くなって、まず葬儀に来てくれなかった事、そして49日忌のご案内には、お寺に○月○○日に来てください。とあり埋葬についてはふれられていませんでした。当家の墓地は○○霊園にあるので来てくれない?等さまざまな事が原因でお寺を変えたいと思ったんです。」忠)「お話を伺った限りでは、こちらの菩提寺さんは、少々不誠実というか、菩提寺としてのお役目を果たされていない?という印象です。」
Aさん「住職 なんていったらよいでしょう?」再び尋ねられる、、、、、
忠)「はい 私もこちらの住職がどのようなお考えなのか?わかりませんが、、、、、 ○○さん!正直に話してみたら如何でしょう?私たちは、ずっとこんな思いでおりました と そして奥様を亡くされて又今までと同じ対応をされたことに不満です。 と!」
Aさん「はい お話ししてみます。結果によっては妙法寺さん 霊園の方にもきてくれますか?」忠)「はい ご対応できるよう準備しておきます。」
~2日後~
Aさん「御住職 ○○寺から離檀しました。すべて正直にお話ししました。意外にも あっさりとわかりました と 言って下さいました。」
忠)「御住職も 思うこともあり ○○さんのおっしゃる通りと 思われたのかもしれませんね。」「○○さんのご先祖の位牌も拝ませて頂きたいですし、奥様のご法事の打ち合わせも兼ねまして 明日○○さん宅へ伺いますね。」お寺から10分程でいけます。午後1時に行きますね
Aさん「私がお寺さんに訪問いたしますよ 来て頂いては申し訳ない」
忠)「今後またいつでもいらして下さい。今回はお仏壇前で拝ませて頂きたいし、奥様の二・七日忌でもありますので」
菩提寺がある とのことでしたので 今後ご供養させて頂く機会などないだろうと思っていましたが「これもご縁」ですかね。 忠)報