葬儀から数日経過しているし、位牌彫刻をすることになれば完成まで2週間はかかる。49日忌までに完成の必要があるため、早速この仏壇店に電話をし、今回の対応について説明を求めた。仏具店B「先に亡くなられている方のお位牌を作成したのは8年前のようでした。(ましてや弊社作成のものではありませんでした。)経過年数から考えて追加彫刻をした場合、既存の位牌を破損、損傷させてしまう可能性がある。よって既存位牌の抜魂をしていただかないと、失敗したとき、物理的に新規のものをおつくりする(保証する)ことはできるが、魂の入った状態に復刻することはできない。よって保証することはできません。と申し上げたんです。」忠)「経緯はわかりました。ただ{魂}という現証できないものを、保証できる?できない と説明するには相当丁寧な説明が必要かもしれませんね。?ただ 今までずっとそういう説明をしてきていましたか?私は過去にそちらの仏壇店に施主に代わり位牌(夫婦)注文してきたとき今回のようなご指摘を頂いたことはなかってですよ?」B「はいそうなんです。何年か前にそのような説明をするよう会社から指導があったんです。」忠)「何があったんですか?」B「はい いつものように夫婦位牌をお預かりして空いてる欄に(スペース)追加彫刻をして無事仕上げお客様に納品したんです。するとその方の菩提寺の御住職から次のようなご指摘を受けました。」菩提寺院C「あなた達はなんてことをしてくれたんだ!魂が宿っている位牌に、彫刻を施すということは、生身の人間を刃物で斬りつける事と一緒でないか!」忠)「え?いや 私の考えは後で述べる事とする。」
B「その後会社で検討を重ね、こちらの御住職のご意見を受け入れ、必ず魂抜きをして頂くよう話すようにしたんです。」忠)「そうなんですか、、、、、けど今まで本当に失敗したことなんてあるんですか?にわかに信じられませんが?」B「はい うちのお店では一度も失敗したことなどありません。位牌をこわしたり、ひびを入れてしまったり一切ございません。!」忠)「でしょ?それではさ~ 魂抜きをしてくれるお寺さんを知らなかったり、菩提寺なんてない 人にはどうするの?」
B「ご宗旨を聞いて、その宗派のお坊さんを紹介しています。」忠)「お金=お布施が発生するでしょ?となるとその方は抜魂の費用(お布施)と出来上がった位牌への開眼供養(お布施)でご負担増でしょ?」
B「はい 大抵のお客様は、それならそうで最初に夫婦位牌を作るとき、将来的に連れ合いの方がお亡くなりになったらそういう費用が別途かかると言うべきでしょ?とご指摘を受けております。、、、、、」忠)「はい ご丁寧に説明をして頂き有り難うございました。大変参考になりましたが、私はこれから別の仏具店を檀家さんに紹介せねばなりません。どちの仏具店さんも同じ説明となりますかね?」B「恐らく、、、」
檀家さんに ちゃんと説明をする前に、ネットで検索してみる
話は~次続く~