焼香三回

基本焼香回数は3回かと思う もちろん宗派によってさまざまであるから 僧侶の案内に従えばよいし、なぜその回数か疑問に思えば尋ねてくれて良いと思う。しかし最近は、、いや最近ではなくずっと前から、葬儀時においても 線香の本数や焼香の回数を僧侶から説明する前に、葬儀社の方から「参列者の関係で本日の焼香は一回でお願いします。」と案内され 火葬場に向かい荼毘に付す前の焼香も火葬場職員から「一回の焼香でお願いしてます。」となる。もはや③の意味することを説明する機会さえないように式は進められていく。今回は先日の法事での一幕を紹介したい。私は読経の際必ず3本の線香をたて、参列者には三回焼香をお願いしている。実際自分の前の御宝前で焼香されている場面ではちゃんと所作を確認している。しかし僧侶の後ろに焼香台があり焼香されている時は、実際どのようにされているかは見えないので、1回のみでスルーされているかもしれない。先日の法事 墓前にてご埋葬の供養を行った。

参列者は5名。いつものように「本日は宜しくお願いします。皆様のご焼香ですが、お経の途中で、私の方からご案内を差し上げます。施主の方からご順番に3回づつのご焼香でお願いします。」忠)いつも道理の説明です~毎回同じことを言ってお経にはいっています。

墓前正面から離れ、お経を唱えながら焼香の様子をみていた。施主の方 1回だけ焼香して後ろにさがった、、、、、あれ? 三回って言ったのに~ 次の方~ちゃんと3回焼香している、、、、次のかた以降~みな1回 ~

「仕方ないな~ 最後の方が終わった後 墓前焼香台に戻ろうとした 瞬間 施主の方が二回り目に入り焼香台に進み出た。(驚) すぐに悟った! この方 三廻りするつもりなんだ! 皆 施主に引き続き 二回り目に入った。

とにかく私にとって 初体験 きちんと細かく説明しなければならないな と 思ったと同時に いや こういう事もあるだろうから 臨機対応すればよいか ! とも

思いました。煙は仏様の お食事! たくさん召し上がって下さいね。

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