3回にも渡ってしまった夫婦位牌~その後の対応の続きをお話しします。私としては他の仏具店を紹介しますと言ってしまった以上、なんとかせねばいけない。いろいろな葬儀社のホームページ、仏具店のページ 沢山見てみた。基本どのページにも{既存の位牌(入魂済)に追加彫刻をすることは、壊れてしまうというリスクよりも そもそも彫刻という施しをすることに慎重になっている。よって必ず魂抜きをしてから預かると説明されていた。}地元の好意にさせて頂いている仏具店に電話した。内心違う見解を話してくれるかもしれないと少し期待をした。しかし結果は同じであった。加えて破損したり、壊したりしたことは過去に一度もありません。といわれその点に関しましては責任を持ちますので、御住職から檀家さんに{魂}=生身なら傷つけると同じ意味、この点を理解してもらって下さい。ご理解が得られれば、魂抜きをしてからでないと預かりません、、とは言いません。!
正直申し上げて 魂の存在 は肯定 すべてのものに 魂が宿る可能性があることも認識はする。しかし目にはみえない{魂}=精神 を 生身の身体に例え 肉体が傷つけられることと一緒 といってみたり 体が傷つけられてかわいそう と たとえることに非常に違和感を感じる。 考えてもらいたい 位牌に彫刻をするのと同時に(墓石を有していれば)墓石にも彫刻をすることになる。墓の中には代々の仏様(御遺骨が)埋葬されていてすでに夫婦位牌と同様に入魂された墓石、墓誌が存在している。(戒名等が彫ってある。)後から亡くなった人の戒名を彫刻するとき、字堀り屋さんがドリルでガンガン削っている もちろん失敗して墓石が破損する可能性は大いにある。しかし私は過去に魂抜きをして下さい、、、それから彫刻作業に入りますと いわれたことがないし 気にしたこともない。仏具店と石材店の{魂}に対する考え方 認識が ちがう ということになる。
見えないものに対する考え方は、断定したり 考え方を押し付けたりしてはいけないと思う。②で話した 仏具店にクレームというか 文句をいったご僧侶は、墓石彫刻に関しても同じ見解を示されるのであろうか? ご自分のお寺の墓石に彫刻するときいつも一旦魂抜きをしているのだろうか? 勝手な想像だが、、追加彫刻に失敗したら壊した業者を只々攻めているだけではないのか、、、、、
一つの考え方だが 僧侶側も仏具店側も 夫婦位牌を作る際、 横のスペースを空けておくことなく 僧侶は 生前戒名を授け、大事な部分を朱文字にして 仏具店に(二戒名の状態で依頼しておけば、連れ合いがなくなった際、朱文字を抜けばそれで済む。{繰り出し位牌ならなんら彫刻(追加)という作業がないから全く問題はないが、今は夫婦位牌を作りたい、作ってしまった 方々の議論をしているので、、、、} そうすれば そもそも 位牌に何かを刻む行為が発生しないから、魂が傷つけられる という 議論にはならない!生前戒名を授けることを拒否したらというか 受け入れてくれなかったら、夫婦位牌作成は断念してもらい しっかりと従来通り、故人の位牌を単独で作り 開眼供養をし供養していけばよい。
さて今回のケースにおける私の対応だが、一旦魂をぬく ということ自体に完全な根拠を見いだせていないので、この檀家様には、まずそういう考え方があることは事実で、多くの仏具店ではこのような説明をしてるそうです。しかし私自身が完全にこの考え方を受け入れていられないのです。○○さんは お父さんの戒名の横にお母さんの戒名を掘る 刻む このことによってお父さんが かわいそうとか その他複雑な心境になったりしますか?信徒Aさん「私は魂を抜く抜かないで、位牌を保証する、保証しないといわれたことに疑問を感じその仏具店で位牌を作ることを拒否しました。自分の心の中の気持ちをうまく表現できませんが、父がかわいそう という感情はわいてきません。住職にお任せします。」、、、私は○○さんが 少しでも心に引っかかるものがあるのでしたら、(自分の考え方は別として)位牌を預かり魂抜きをして、仏具店に位牌を預けます。Aさん「いえ 住職にゆだねます」忠)仏壇店に連絡「檀家さんに一任されましたので作成に入って下さい。もしも失敗したときのことを含め、すべての責任を負います。お願いします。」
忠)なんかすっきりしない ○○さんに 気にしてない と言わしてしまったかもしれない😰 住職に任せます!って言葉を言うように誘導したかもしれない、、、、
はじめてこの件に関し○○さんと話した時のことを思い返してみる。「私頭にきたんです。壊したり失敗したら治すのがあたりまえでしょ!それなのに保証するだしないだ?魂抜いて下さいなど到底理解に及ばなかった」たしかそうはなされていた。
う~ん 私 誘導してないよな~ 何度も言い聞かせてみる
葬儀関係者の方 仏壇業界の方 このブログを見て下さってる方々
是非 屈託のないご意見を伺いたい 合掌