火葬場の職員さん

昨日ご葬儀に出かけて参りました。故人様は、そのご生前警察官としてご定年まで職務を全うされた方でした。

警察官の制服を着られたご遺影ではなく、優しい和やかなお顔立ちのおじいさまのご遺影でした。

葬儀は遺族3名 僧侶は私の弟子を同行しましたので2名、司会者1名 で厳かに行いました。

いつものように葬儀会場から火葬場へ向かいました。もう何百回も伺っている地元の市営斎場です。

火葬場につきまして炉前経に入ろうとすると、焼香台の周りにはすごい人の数、、、、

果て?隣の仏さまの会葬者の方々かな? いや ご遺体に私がちかずくとその方々たちが私に近寄ってくる。「ご住職、○○さまはこちらの火葬場の職員でした。仲間たちで是非ご焼香させて下さい」

はい もちろんです。どうぞご焼香下さい。

一人一人と職員の方々が集まってこられ制服の襟を正し、脱帽し、流れるように焼香は進んでいきました。総勢20名くらいだったと思います。数分程で通常終わるはずのお別れ前の最後のお経は、

焼香が全員終わるまで続きましたので20分ほどになりました。火葬炉に入る瞬間には「○○さん

ありがとう!さようなら!本当にありがとう」と皆さん大声でお別れなさっていました。

お経を唱えながら思いました.きっとこの方と私は何度も会っていたのだろうな。火葬場で働いている方々を特に意識をすることなど今までなかったが、あらためて 人と人のつながり、みな支えあって 生きている 生かされている 最期を迎えるこの日まで、、、、、

帰り際に職員の女性の方に呼び止められた。「○〇さんはつい数か月前までの約20年間この火葬場で働いておりました。御住職ときっと何度もお会いしてますよ!本日はご焼香させて頂きありがとうございます。」「私に有り難うなんて、、、、、ご遺族の方にお声かけて下さい。」なんて言ってませんよ、、きっとこんな方はご遺族に声をかけているに違いないから、、、、なんと 暖かいお言葉なんだろう 護法に感謝 ご縁に感謝 合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です