本日は、ペット専用霊園のほうで春の合同ペット慰霊大法要を行いました。年に二回春、秋のお彼岸の頃にこのような法要を行っています。コロナの時を除いては、とても多くの方が参加して下さって、(約100~150名)はお参りしてくれております。お寺で行う法要ではなかなかこれだけの人数は集まってもらえず、皆様のペットに対する想いの深さが感じられる。塔婆供養も300本ちかく上がるんです。読み上げ供養する我々も大いに気合がはいり読経にも熱が入ります。
今日のご法話は、昨日がお釈迦様の誕生日だったので「釈迦の誕生→悟り→法華経」についてお話しした。お葬式で人の供養をするときのお経と動物などの供養をするときのお経ってなにかちがうのですか?という質問を以前受けたことがあったのでそれに関連して話を進めていった。「参加者の皆様はそれぞれにご信仰している宗旨、宗派があるでしょう、、、もしかすると今日これから唱えるお経など聞いたこともない?という方もいるでしょう!」今日は「妙法蓮華経」という経を唱え動物供養をいたします。お釈迦様は沢山のお経(教え)を残されました。しかしどの経にも動物の成仏について語られているもは御座いませんでした。ただ唯一このお経には、生きとし生けるもののすべての成仏が約束されています。「一切衆生悉有仏性」といって 植物にも、樹木にも、道端に咲く雑草にも(草木成仏)仏になる種をもっていて、この経を唱えれば種が開花する。(すべての生物が成仏する)このようなお話を開始の冒頭5分間で行った。法華経の必要性をもっと訴えたかったが、これからも話す機会は何度もあると思いながら、法要にはいっていった。
読み上げ供養 対象の動物は、その8割が 犬 猫 であったが 中には、フェレットやモルモット、ハムスター、リス、鳥、亀、ウサギ、様々 もちろん 亀さんにもしっかりと名前がついているので、亀の「チョロQちゃん」如是畜生 発菩提心 とお唱えししっかり供養した。読み上げ対象の動物霊は124霊(午前の部)116霊(午後の部) 戒名を読み上げるのとはちがってカタカナ→「ルーカス、アンナ、ジョン、アンテス、ジャッキー」ちょっと舌がうまく回らなかったかも🤣